「ルーンファクトリー −新牧場物語−」


ルーンファクトリー -新牧場物語-

マーベラスインタラクティブ

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まずはあくまで、独断と偏見で判断した
評価からいきますよ。

10点満点で9点!
非常に好感触です。

もしバグ(後述)がなければ
10点でも良かったくらいです。

単純に私が好きなだけで、
ゲームとしての完成度はそれほど高くはありません。

この完成度の低さというのは、
モンスターとの戦闘が単調であるという
一点においてのみ発生した問題です。

使用する武器が基本的に1種類で事足りてしまうこと、
またそれに関連して攻撃魔法を使うメリットがない事、
仲間にしたモンスターが戦闘で役に立たない事
(ほっとくとドラゴンがゴブリンに負ける)など。

そういった今までのシリーズにない戦闘要素の
作りこみの甘さが9点という点数をつけた理由です。


さて、牧場物語について触れましょう。


牧場物語、
第1作はスーパーファミコンでしたね。

2がニンテンドー64で。

そこら辺から結婚システムとか
犬が増えたり牛を飼えるようになったり、
主人公が男バージョンだけでなく
女バージョンも発売されるようになり。

結婚するなら、ってことで
ライバルが出現するバージョンも増えて
マーベラスインタラクティブ販売の
看板ソフトの一つになったわけですね。

その証拠に、MMV−IのHPでは
左のメニューに別枠として
「牧場物語シリーズ」という欄があります。

さてさて、今回の「新牧場物語 ルーンファクトリー」
(以下RF)は牧場物語シリーズ10周年を記念しての
キャンペーンと共に売り出すタイトルの一つです。

制作はネバーランドカンパニー。

サターンの頃にセガ陣営について
ブイブイいわせていた、開発力のある会社……
というのが私のイメージです。

PS2で私がレビューを書きました
シャイニングフォース・ネオも同社の制作です。

つまり現在はその続編(内容は続編じゃない筈ですが)
にあたるシャイニングフォース・イクサを
開発していると思われます。

他にはDS版半熟英雄
(タイトル名はエッグモンスターHERO)など、
OHPを見れば知っているタイトルが
幾つかあるかもしれません。

RFはDSのキラータイトルである
FF3と同日に発売され、4万本強を売り上げました。

現在は累計で10万いくかいかないか……くらいでしょうか。
累計は推測ですけれど、多いと見るか少ないと見るかは
皆さんの判断にお任せします。

キャラクターデザインは岩崎美奈子さん。

ファンは多く、発売前から
「どのキャラと結婚できるんだろう」
「隠れキャラは存在するのか」
「ライバルシステムは搭載されてるの?」
「子供のハーフエルフが居るけど結婚できるのか」
「未亡人との結婚は」
……と、非常に偏った注目のされ方がされていました。

実際には岩崎さんが描いた絵を元に
社内スタッフがゲーム用にグラフィックを描いた
感じになっています。

なので酒場のマスター・セバスチャンは元の絵では
ヒゲが生えていますがゲーム中では生えていません。

岩崎さんの絵を元に、内容にマッチするものを
描き起こした感があり、好感が持てました。

なお、子供や未亡人などとの結婚は
倫理上の問題のため(推測)出来ません、
悪しからず。

さて。

このゲームを評価する上で欠かせないのが
バグの話です。

嗚呼どうして?
ネバーランドカンパニー、お前もか!
……と、罵りたくなる気持ちも正直あります。

今回のバグについては非常に発生原因が
ハッキリしているため、防ごうとして事前に
攻略サイトを読んでおけば防げる確率も高いのです。

そして今回のバグの特徴は
「ある一定の条件を満たした状態でセーブすると」
「ロードした時にフリーズが多発するようになる」
というものなのです。

そして私は事前にチェックせずにこの状態に
陥り、攻略サイトを読んで見事にそこから抜け出してきました。
これ自慢です。
要らないって? そうですね、でも嬉しかったです。

あとはWifiで通信中に相手もしくは自分が
DSの電源を落とすとセーブデータが
破壊される可能性があります。

その為、Wifiを使う場合は
信用のできる相手との通信が必須になります。

まあ、自爆覚悟でセーブデータ破壊を目論むような
悪意の持ち主が居るとは思いがたいのですが……はい。

ファミ通のクロスレビューではオール8の32点、
ゴールド殿堂入りでした。

ですが私的には9点です、かなり楽しめました。
結婚した今でもやってます。

結婚したキャラは隠れキャラで、プロポーズをする際には
Wifiを使わなければ手に入らないアイテムが必要となるという
ハードルの高さを越えた事により、非常に満足しています。

全く知らない人に手伝ってもらい、
アイテムを手に入れられたという点も個人的な感情に
プラスに働いていると思います。

今回、RFで組み込まれたファンタジーRPGのテイストが
シリーズのシステムと非常にうまいこと絡みました。

HPとルーンという2つのゲージがあることにより、
それは成立しました。

戦闘する場所はダンジョンの中のみなのですが、
なんとダンジョンの中にも耕せる場所(=畑)が
存在するのです。

でも、そんなの意味あるの?
って話になるのですが今回のゲームでは何か行動する際に
必ずルーンを消費します。

ルーンの総量は100で、レベルが上がっても
スキル(後述)が上がっても総量が増えることはありません。

畑はシリーズと同じく3×3の9マスを1セットとして
育てることになるのですが、1セット実るごとに1日につき
1個のルーンの結晶がそこに生まれます。

それはなんと25ポイントものルーンを回復し、
4個取れば0から必ずMAXに戻ります。

このシステムをうまく使いこなし、
新しいダンジョンに入れるようになる度に現れる
強敵との戦いを勝ち抜いていくには畑を耕して
ルーンの結晶を作りながら進むしかありません。

ルーンが0になると、今度は行動するごとに
HPが減っていきます。

ヘタをするとダンジョン内でクワを振っていて
倒れる……ということもありうるので、
そこはNPCが注意してくれたり
音が鳴って知らせてくれたりします。

魔法を使うには基本的にルーンが必要で、
ルーンが0でHPが半分の状態でも
結晶を手に入れて回復魔法を使えば
HPだけでもMAXに戻せたりするわけです。

また、同じ行動を繰り返す(剣を振る、木を伐採する)
ことにより、それに準じたスキルが上昇して
1回の行動で使用するルーンの量は減少します。

ストーリーは基本的にダンジョンをクリアーしていくごとに進み、
町の人からの信頼度も基本的に比例して上昇します。

……と、いっても普段から顔を見せておかないと
「仲良し度」が上昇しないようにうまい具合に
調節されていたりするのもポイントです。

(ここら辺が恋愛アドベンチャー的な要素であり、
 偏った注目のされ方をした原因でもあります)

そしてヒロイン候補にだけ存在する「ラブ度」の上昇。
これが10(最大)になり、プロポーズ用のアイテムを持っていて
なおかつ家を増築してダブルベッドを購入していれば
結婚が可能になります。

キャラによってはイベントを終わらせれば
アイテムが必要ない場合もあります。

「ダブルベッド」という事場に違和感を覚えた貴方、
勘がいいですね。牧場物語シリーズは結婚が
出来るようになってから子供も産まれるようになったのです。

最初はあるかないかと言われていたこのシステム、
今作も存在します。

さてさて、結婚してから何日? いいや何ヶ月で
子供が産まれるのでしょうか。
興味をお持ちの方でDSを持っている貴方は、
プレイしてみるのもいいかもしれませんよ。

バグが怖い!

そんな貴方には非常に詳しく載っている
攻略サイト
をお教えしましょう。