「ロード・オブ・ウォー」


感想!
いいもの観させてもらいました。

でも、カップルで気まぐれに劇場入って
観るタイプのものじゃないです。

予告編を観た方はご存知だと思うのですが、
一見、非常にゴキゲンな感じの
映画にみえます。

武器商人であるニコラス・ケイジが
相手を選ばず武器を売り捌く。
それが女・子供・難民であっても。

ところが、この作品……蓋をあけてみれば
エンターテイメント色の強い問題作ではなく
メッセージ性の色濃い問題提起作でした。

テンポよく話が展開し、
ニコラス・ケイジが人間を人間とも思わない
武器商人を演じて「人生サイコー!」みたいな
ご機嫌な映画になってるのかと思ってたのに。

冒頭のクレジットの部分から重いです。

一発の銃弾に取り付けられたカメラが
工場で作られるところから始まり、
人の手に渡り銃に装填され、
撃ちだされて少年の頭に到達する……。

そして本編開始。

淡々としたニコラス・ケイジの語りが
エピソードとエピソードを繋ぎます。

時にはドキュメンタリーにも似た重い
空気、生活感が支配するエピソードもあり……。

終わってみて、自分自身に問うてみました。
『感想は?』
直ぐには言葉がでてきませんでした。

強い感情に衝き動かされるわけでもなく、
通ぶった映画好きの言葉が出てくるわけでもない。

それでも、今いちど自分に問うとしたら。
「もっと爽快な感じの問題作にした方が
 良かったんじゃないかな」